【視察の日々】鳥取県庁 情報公開についての視察

 鳥取県庁では全ての局で、起案からの情報公開を徹底されています。この取り組みは、1999年に就任された元片山義博知事の意向で取り組み始めたものだそうです。局内での小さな話し合いや入札の過程や予算決算の話し合いなども全て網羅し、議事録として残されているため、県民から「資料を出さない」というクレームは殆ど来ないそうです。私たちから見ると、全ての事案を議事録にするのは膨大な手間がかかるのではないかと思い、尋ねると「最初からルーティーンとして受け入れていますので、全く手間だと思ったことがありません」と嘘のない様子で仰いました。

 こういった一連の情報開示が徹底されれば、当然クレーム処理も少なくなるので時間のロスが防げる事と、何よりも痛くもない腹を探られなくても済むと予想できます。

 この視察内容は、市の担当局にも共有しましたが、次回の一般質問で要望したいと考えています。