熊本市議会議員 筑紫るみ子 熊本市児童相談所・子ども発達支援センター視察
【視察の日々】
■7月13日 熊本市児童相談所・子ども発達支援センター視察
≪視察を終えての感想≫
菊地渚沙ちゃんと、同じ新人議員の山中さんと共に視察しました。
児童相談所の職員の方は、子どもやご家族と仲良くなっても転勤を余儀なくされるため、子供さんが成長するまでの10年~20年をトータルで見ていく職員が少ない、というのが弱点のように思えました。相談所の方にその事を訊ねると、「人のネガティブに長く付き合っていくというのは精神面でかなりの忍耐力が必要だ」という回答。確かに職員も人間ですし、優しい人ならなおさら感情移入していまいがちになります。人が泣き叫んだり、怒鳴ったりを目の当たりにするのは辛いものですよね。
視察の後、私はふと考えました。『根本的な原因は何だろう?』
全てがそうとは言えませんが、世間に蔓延るネガティブが主な原因で大人がネグレクトやDVに走ったりするとしたなら、その部分を改善しなければならないですよね… 世間に蔓延するネガティブとは? 貧困、愛情不足、自分に自信が持てない(自己肯定が出来ない)、支配欲、嫉妬 などでしょうか… 昔から「金持ち喧嘩せず」などと言ったりしますが、豊かな教育制度を作っていけば、かなりこの問題を改善する事ができるようになるかも知れません。行政の中で何ができるのか、今後も一生懸命模索していきたいと思います。