熊本市議会議員 筑紫るみ子 庁舎建替えをめぐる勉強視察

【 豊島区役所視察】

今日は庁舎建替えの勉強で、一人豊島区役所に行きました。

現在、熊本市は半世紀前に建てられた市役所の庁舎建替えをめぐり、

市議会議員の間で「庁舎立替派」「庁舎建て替え反対派」に二分されています。

私自身としては様々な視点を持ちながら“熊本市民にとって最良の答え”を選択したいと思い、今の課題をピックアップしてみました。

*立替派の皆さんが掲げられている大きな理由

・次に大きな地震が来たら危険である。

*反対派の皆さんが掲げられている大きな理由

・100年持つ設計なので次に地震が来ても問題ない。

・資金がない。熊本市の財政が逼迫している。

※私の意見は、実は何も勉強していない今年2月に熊日新聞のアンケートで「やや反対」

にしていたのですが、自分が出した意見なのに何か違和感を覚えていました。理由が後でわかりました。それは、私がまだ20代の頃、

『何故市役所が街の真ん中にあるんだろ、もったいないな。役所は繁華街以外の場所に建て、この場所は商業施設にして利益を出すようにした方が良いだろうに』

と思った事があったからでした。※すっかり忘れていました。

そういう視点でネットを調べていたら、「資金なしで作った官民一体の庁舎、豊島区役所」というサイトを見つけました。そこで今回、明日ある参政党議員研修会(東京開催)への参加日を前倒しして東京に行き、豊島区役所の視察に赴きました。

【⇩豊島区役所⇩】

【⇩豊島区役所内10階 “豊島の森”⇩】

【⇩豊島の森の水槽 *豊島区にいる魚が泳いでいます⇩】

説明は、区役所の財産運用課職員の方(名前は伏せさせて頂きます)でした。なんと2時間

もしっかりと説明→施設案内までしていただきました。

◇建築家はあの隈研吾さんで、基本“木造り”。

◇その上素晴らしいシステムで資金の克服をされている。

◇特筆すべきは、地下と10階の二カ所に免震設備がある(理由:区役所の10階上にある分譲マンションが独自で建替えできるようにするため)

※私的にはかなりの感動でした

≪視察を終えての感想≫

「豊島区役所などをモデルにして、熊本市なりの新庁舎を造れたら良いのにな」でした。

初めての個人視察でしたが、私にとってはこの上なく有意義であり勉強になった視察でした。

最後に、この内容について、議会事務局の参政党担当者の方と菊地さん、そして興味を持たれている参政党の支部党員さんには機会を見て、是非共有していきたいと思っています。